コッポラ紹介 Tiburtina(ティブルティーナ)

イタリア『REDA』社製のウールを使用したコッポラのご紹介です。

http://www.reda1865.com/reda/it/

 

REDA社は1865年から現在まで続くピエモンテ州にある老舗生地メーカー。

ミラノとトリノの中間のちょっと北ぐらいのイメージです。ドイツとの国境に近く、アルプスからウールの生産に適した良質の水が豊富にある地域で世界的にも有名な産地として栄えたビエッラで、独自の技術と原料調達方法を同社で一貫して行うことで信頼感の高い質と量を保ち続けているのを、ファッション業界ではもはや知らないものがいないほどの地位を確立しています。

長い間埋もれていたゴールドを掘り起こしたような深く鈍く光る、重厚な色合いが高級感を持たせています。

 

今回はハンチングタイプとキャスケットタイプの両方をご用意。

横に広いラルゴシリーズのレトロなシルエットが印象的なハンチングタイプ。

ボリューミーでさらに表情豊かな演出が可能なキャスケットタイプ。

ハンチングタイプの裏地は赤と白のストライプ柄(ポリエステル)

キャスケットタイプは渋めのやや和風テイストのある風合いの生地(ポリエステル)

 

Tibrtina(ティブルティーナ)というのはローマ市内少し東側にある郊外へ出る手前の、大きな長距離バスターミナルなどがある住宅地。FS(国鉄)に地下鉄B線の乗り入れされている公共交通機関の拠点として多くの人が行き来する地区です。とはいうもののあまり都会的な景観でもなく外国人もたくさん暮らす(ローマはどこに行っても外国人が多いですが)やや雑多なイメージの町ですけどね。