当店のオリジナルコッポラ『ラルゴ』シリーズのシルエットは一般的なハンチング帽と比べてどのような違いがあるか少し具体的にみていきます。
立体であるものを平面で見ても中々わかりにくいので、本来ならお店に足を運んでもらって試着した上で選んでもらえるのが理想です。それでも全ての方にそうしてもらえないのでわかりやすいように解析してみましょう。
検証してみたのはサイズ62cmのコッポラ。当店は、大きいサイズをお探しの人にも対応できる商品をたくさんご用意しています。
まずはノーマルタイプのコッポラ。平置きしたとき計った横幅は約25.5cm。
続いてラルゴタイプ。同じ測り方で約28cm。単純に考えても2.5cm大きいというのは、実寸約10%。これは頭頂部の大きさに対して決して小さい違いではありません。仮に顔の幅が20cmとしたらそれに対して12.5%分横に広い計算です。
とはいうものの見た目に影響する要因を決めるのは実はそんな単純な数値だけではないんですよねぇ。
立体に出来ているものですからそれ以外の要素もシルエットに大きく関わってきますからね。
後頭部の深さも重要な要素です。かぶり心地、頭部の収まり方に影響します。
左がノーマル、右がラルゴ。内側を測っても外側の見た目の違いほどはないのですがノーマル10cm、ラルゴ11cm。
高さは深さと少し違います。外から見えるシルエットに直接影響します。
コチラも検証。
ノーマルタイプは高さ約10.5cm。
ラルゴタイプは高さ約12cm。コチラも12%ほど高く仕上がってます。大きいサイズで検証してますので顔の長さが25センチとするとそれに対しても6%ほどの違いがでてきます。
数値は測って出せるので参考のはなりますが、見え方になるとかぶり方に拠る印象の違いが大きく影響します。
かぶり方に関しての検証は次回に続きます。